東屋

バリの道を車で走っていると、壁が無く柱と屋根のみの小さなあばら屋が目に付く。農作業の休憩場、若者たちのたまり場、夜は酒盛り場等に使われている。又、リゾートホテル内にも部屋の外にガゼボとして付設されている所も有る。これは、暑さをしのぐために作られ、又、様々な社交のために利用されている。そこには、家族が有り人と人の会話が有る。ここでは、そのガゼボを6棟密集した形で配した。あえて狭い空間を作ることにより、現在の知らず知らず離れた、家族の距離、親と子の距離、人と人の距離感を縮める。人と人が近距離で対峙する場を創ることにより、一昔前の社交の場を創る。

子供たちが集まる。

大人も集まる。

リゾートホテルに付設されたガゼボ。

工場で製作。

現場に搬入。

屋根を作る。

断熱材を貼る。

太極の池の周りに密集して配される。

お月さんの窓が切られる。

1階ホール側を見る。