手漉和紙

栃木の烏山に和紙の産地が有る。那須楮を原料にした烏山和紙を使おうと烏山に行ったが、和紙の歴史を伝える和紙会館が有りお土産が売られ、手漉場が有るというので見に行ったが料金を取って見学させるだけで観光地化されていた。そこでの和紙の製作は行われていなかった。地元の和紙業者に聞くと烏山で手漉をやっている所は無いとの事。結局、烏山の和紙問屋に行き別地方の手漉和紙を10枚ほど購入しそこから選んで使うことになった。

天井に和紙を貼り光の透け具合を見る。

天井に飾り梁を取り付ける。そこに和紙を貼り飾り梁に光を当てる。和紙が透けて飾り梁が見える。円弧に張られたそれは柔らかな光を放ち、限られた空間に軽い天井を創りだす。