宗廟正殿
 宗廟は、歴代国王と王妃、そして追尊された王と王妃の位牌を祈り、祭祀を執り行った場である。正殿は、太祖により、1395年に竣工。仁辰倭乱で焼失後、1608年に再建。西側第一室に太祖を始め歴代国王と王妃の位牌49位を19室に祀っている。宗廟境内には正殿、永寧殿、典祀庁、香大庁、功臣堂、樂工庁等の建物がある。正殿と永寧殿は囲いで囲まれ、廟庭に出入りする門には位牌の通路である南の神門、祭祀時に祭官が通る東門、そして樂工と班列員の通路である西門がある。囲いの中央には廟庭月台があり、その真ん中に神路が伸び、その北端の基壇に建物が建つ。
入口チケット売り場。大人は、700W。
廟庭の入口。位牌の通路である南の神門。
囲いの石垣が神聖な場を力強く囲む。
廟庭月台の真ん中を神路が伸びる。
木造と石積みが美しい。
廟庭の排水口。
祭祀時に祭官が通る東門のディテール。
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